事例概要

A小学校様（東京都）は非常に歴史のある私立小学校です。ニューテックが開発した登下校管理システム「Be-まもり」を導入いただきました。システムの主な要件は生徒の登下校状況の自動検知と学校が利用する基幹システムとの自動連係、登下校状況の保護者への自動通知です。

課題

登下校管理を実現するパッケージシステムは多数存在しますが、個別の要件に対応できる柔軟なシステムが必要でした。特に、基幹システム（SalesForce）との自動連係はスムーズな業務運営の観点からも大きな課題となっておりました。

導入のポイント

ニューテックの「Be－まもり」の導入に至ったポイントは次の通りです。
①制約の多いパッケージ製品と異なり個別要件にフレキシブルに対応できる点
②要件定義、事前検証を徹底する方針で提案
③クラウドベンダー、各種機器のメーカーを含めたアフターフォローをワンストップで提供

導入とその成果

2021年4月よりシステムの本格稼働が開始となり、以下のような成果を実感いただいております。
①基幹システムにリアルタイムで情報連携をしており基幹側で情報を確認できる利便性
②従来に比べシステムと機器（ビーコン端末と受信機）をシンプルにしたことによる初期、ランニングコストの軽減
③予期せぬ状況に迅速に対応する保守体制が取れていること

今後の展開

今回の「Be‐まもり」の導入をきっかけに、同様の仕組みを応用した移動先（遠足や修学旅行など）での点呼の仕組みなど固定の場所での検知に加えて移動可能な検知の仕組みへの発展を検討されています。