システムの特徴について

食品（ハム・ベーコン・ソーセージ）を製造する企業向けに基幹業務システム（販売、購買、在庫、生産、原価管理）を導入。

原価管理

豚の枝肉が持つ原価を部位別に引き継ぐ機能を保有。部位別に係数を保有し、解体した実績から各部位の在庫に対する原価を自動的に配賦する。この材料を使用し、組み立て加工型の理論（部品表、工程表）で製造指示を行う。
一般的な組み立て加工型の製造業に対する特殊性としては上記のように部品を作った（枝肉の解体）後に、組み立てを行うという点である。

標準原価計算

原価計算の方式としては標準原価計算を採用している。

トレース機能

枝肉を解体して部品を作成する点は上記のとおりだが、ロット管理を行うことにより、ロットトレースを行う機能を備える。ある枝肉のロットに問題が発生した場合、影響のある製品を特定することが可能。

計量器、ハンディ連携

　解体した豚肉の在庫パッキング時に計量器と連携してラベルを発行する機能を開発。テラオカ製、イシダ製の計量器と連携した実績あり。在庫出荷時のハンディ連携機能も開発。（キーエンス製）